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聴くより演りたい!! [音楽]

昨日ホームタウン・ポタがてら帰った実家でゴソゴソと押し入れを漁って引っ張り出したのは、以前使っていたシンセサイザーとキーボード。知る人ぞ知る、ヤマハDX7ⅡFDとKX5。一時代を築いたデジタルシンセサイザーの名機、神機でしたが、他の楽器は処分してしまってもこれらだけは手放せなくて、かといって実家で押し入れの肥やしとしていたモノ。

 

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DX7ⅡFDは初代DX7使用後に、FM音源を2系統にし、デュアルやスプリットなど演奏可能な機種が発売されるということで、初代DX7を下取りに出して買い替えた1986年の懐かしモノ。初代同様、主にアコースティック・ピアノやエレクトリック・ピアノの代用、またはリードパートまで、メインキーボードとして使っていました。名前に"FD"とあるように、記憶媒体としてフロッピーディスクを使うというのが面白いところ。今の眼で見ると、新しいんだかどうなんだか・・・。

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KX5はショルダーキーボード。当時ヤン・ハマー等海外アーティストがそれぞれオリジナルのショルダーシンセを使い出した頃で、それまで鍵盤群に埋もれていた鍵盤奏者がギタリストやベーシストと並んでフロントへ立ち上がってくるというのは衝撃でした。
欲しいねェと思っていたところにヤマハから発売されたモデル。先発のKX1は値段も高いしでかいし重いし、後にローランドやコルグなどから後発モデルが発表されたのですが、DX7との親和性も考えての購入。

通常キーボーディストなんてステージ後方に追いやられていたのですが、肩から鍵盤抱えてステージのど真ん中まで出て行ける。全身にピンスポットが当たったときの高揚感、恍惚感。気持ちよかったですよォ。"歌って踊れるキーボーディスト"と名乗っていました。
とはいえ、KX5はキーボード、スイッチボードだけで音源を積んでいないので、MIDIケーブルで音源と接続しておかないと音が出ない。で、当時は15メートルまでしかケーブルがなかった!! ギターやベースのようにワイヤレスで縦横無尽に動ける、って訳でもないので、それなりに制約もありました。
軽くなったとはいえ内蔵された電池まで含めると結構な重さ、日頃重い物を提げないキーボーディストにとっては苦痛。
それに通常のキーボードと演奏姿勢がかなり変わってしまうのでそれなりに練習も強いられるし、なにより観客に演奏する指先をひけらかすのは鍵盤奏者としては経験の少ないこと。演奏するのにそれなりの気合いと根性が必要でしたねェ。

コシやヒザを傷めてから出かけることも少なくなって音楽づいていましたが、聴くより演奏する方が気持ちいいんですよ、やはり。で、ちまちまとDTMするよりステージでスポットライト当たる方がもォっと気持ちいいんですよねェ。"歌って踊れるキーボーディスト"復活を目指しちゃおうかなっと。

昨日はポタがメインの目的だったので両キーボードは実家においたままなので、いずれ回収しないといけないのですが、その前に設置出来る環境作り、つまりは自室を片付けないと・・・。


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