SSブログ

四 - 二十四 - 七十二 [Apple]

季節の移ろいが乱暴で、いきなり暑くなって来た大阪。本来この時期なら穀雨なり菜種梅雨の一雨ごとに暖かくなったり暑くなったりというところなのですが、ここ数年シトシトと風情のある雨なんて降らないですねェ。

暖かいとか涼しいとか感じる時期は短くなって、
寒い ー むちゃ寒い ー 寒い ー 暑い ー むちゃ暑い ー 暑い ー 寒い ー
って感じですか。これって大阪だけ?

「季節」ってくらいですから元来"節目"で、さらに細かい「二十四節気」があって、「七十二候」があって「気候」を表現出来たのが、そんな細やかさは希薄になりつつあるような。

「暑さ寒さは彼岸まで」とか「奈良のお水取りが終ったら」なんて口にするお年寄りが周りに少なくなったせいもあるのかしら、旬の食材が食卓に並んだ時くらいにほんのり季節感を感じるくらいで。野菜や果物にしてもハウス栽培だったり輸入物ですし、「春キャベツ」、「新ジャガ」が解るほどの美食家でない悲しさ。

で取りいだしたるは、iPhoneアプリ「くらしのこよみ for iPhone」。
起動すると今現在の二十四節気・七十二候を表示、スクロールすると気候の説明文やら時候に合わせて風物の紹介が読むことが出来る"電子巻物"。掌の中に季節を感じさせてくれるアプリで、iPad版も別途あり。

IMG_0075.jpg

IMG_0076.jpg

IMG_0077.jpg


残念なのは、前後の節気を見れないところ。時候に合った草花の紹介まであればパーフェクト、ってところでしょうか。
うつくしいくらしかた研究所」からのリリースとなっています。

PCでは、「Nippon Archives」の中にある『京都二十四節気』。
日本ならではの季節感あふれるムービーがWEBブラウザ上で見られます。
二十四節気を一回りしてしまったからか更新はされていないようですが、1年分24の節気を一覧からいつでも見られるようです。
「Nippon Archives」では他に、日本人の心の原点である「万葉集」、日本人が心を満たせる霊峰「富士山」、
日本の魅力に触れる「美しき日本」が何れもムービーで閲覧出来るコンテンツが並んでいるので、なかなかお薦め。「万葉集」の歌にあわせて風景が紹介されているのが美しくてお気に入り。何れもiTunes版をダウンロードすることも出来るのが良心的。

日々のオフィスワークでは締め切りに追われたり期末時の慌ただしさにバタバタするばかりで情緒もなにもあったもんじゃないのですが、せめてポタリスト&ミュージシャンとしては風と陽射しと花々から気候を感じられるようにセンスを研ぎすませておきたいものです。

IMG_0074.jpg


季節の食材だけに目を奪われていちゃあいけませんよォ。

 

そういやぁ、季節の変わり目に体調不良を感じるような年齢になってたんや。いと哀れ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。