花びらふらら、波間にひらら ~ 大阪港ポタ [散歩＆ポタ]
雨に閉じ込められて、風邪を拗らせて、気がつけば２週間ぶりのポタ。今年のテーマ、花巡りも薔薇は終わり、紫陽花・花菖蒲もお仕舞い、さてナニを求めて走ればいいのやら・・・。
とりあえず、浪花(ナニワ)の海の汐の花、海を目指して出発、シュッパツ!!
うちの陸上部くん、今日は鶴見区の中学校と合同練習とかで朝７時に自転車で出かけて行った。ワタクシことたーぱぱは彼を見送ってからBD-1で走り出す。
今日の大阪は照ってはいないけれど、湿度が高くてムシムシ。暑いというより、熱っぽいような疲労感さえ感じる。無理せずゆるポタ・コースかな・・・って、いつものことですが・・・。
自宅から南下して、北港通をUSJ方面へ。
とりあえずUSJに用はないのでスルーして、天保山渡船場。ちっちゃな旅気分に浸るためにちっちゃな渡船でちっちゃな海(河口)を渡る。渡船はほぼ30分に１本程度の頻度しかないけれど、通勤時の電車と違って、船着き場での待ち時間はそれほど気にならない。というか、ボーッとはんなりした時間が気持ちいい。まァ、30分待って乗船時間が２〜３分っていうのもどうかとは思うが・・・。
天保山へ渡ってからはおなじみの築港赤レンガ倉庫横のプロムナードへ。水辺の舗道に吹く風はまとわりつくようなアラベスク。不快ではないものの、心地いいほどでもない。もう少しカラッと晴れた方がいいのでしょうね、やっぱり。
大阪湾に突き出した小さな人工島は巨大な観覧車や馬鹿でかい水族館もありますが、古い赤レンガ倉庫群とともに、忘れられたような神社「港住吉神社」があったりと、大阪の縮図のようなごった煮状態。まァ、それが面白いンやけど。
この神社、住吉大社の末社として1842(天保13)年に天保山山頂に建てられたそうなのですが、砲台を作るために移転、そこも運河になるためまた移転。なかなか波瀾の歴史を刻んでいるらしい。
街ポタは、波が奏でるアルペジオと鉄筋コンクリートのビル風のハーモニーに支えられて、気ままに走る自転車のインプロビゼーション。彩りを添える花たちがあればもっと盛り上がるのですが・・・。
さて、海辺の散走を楽しんだら、市街地へ戻ってのCafeお茶なのですが、まだOPENまで少し時間があるのでファンキーなゴリラを見つけたり、モンベル本社に寄ってお買い物で時間つぶし。週末ポタリストでも夏用グローブは洗い替えも含めて、幾つあっても足りないのですよ。
汗も退いたしいい時間。天満のTeaHouse「TeeTa」へ。11:30オープンの数分前。一度通り過ぎて近隣を一巡りしてから再訪問。ここを選んだのはムレスナ社製の茶葉を販売もされているから。最近コーヒーを止めてフレーバーティーに凝っている(→記事参照)ので、お土産に頂くばかりでなくたまには自分でも買わないと、と思ってのこと。
カウンターに10席ほどの小さなお店で、お茶がたっぷり頂けるランチもよさ気なのですが、有酸素運動中にランチは取りません。今日はお茶だけ。
『ストロベリーショコラ』とか『京の花祭り』とか『避暑地の恋』とか意味深なネーミングのブレンドが並ぶ中、テークアウトに選んだのは『パリ薔薇』。花巡りストのたーぱぱ、薔薇巡りの最終章にして、ツール・ド・フランス開幕記念。で、『パリの薔薇』。"マロンにレモンとローズを加えたパリジェンヌのエキゾチックブレンド"だそうで、テイスティングはまた改めて。
店内で頂いたのは『ティーソーダ』。紅茶のソーダ割りなのですが、茶葉のブレンドを指定出来るのが嬉しいポイント。初めてですし、口馴染みのジャスミン風味にして頂きました。そうそう、お水がわりに水出しのお茶が可愛いグラスで出て来るのも嬉しいところ。
お店のおねーさんの対応もええ感じですし、すっかり気に入りました。ポタ中の水分補給だけでなく、お茶葉買い出しだけでなく、予約してのランチでも利用させて頂こ。
『ティーソーダ』で汗も退いたので、一気に帰宅。バスルームに飛び込んで冷水シャワーを浴びてスッキリ・・・せーへんな。節電中のうちの中も暑過ぎ、お昼寝出来へんやん。
おまけに、夏ポタにつきもの(？)腕は残念焼けしてるし・・・。
本日の結果
走行距離：46.20km
走行時間：03:02:04
花びらふらら 君が咲いた
波間にひらら 君が揺れた
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