L'Avenue des Lumiere [散歩&ポタ]
暦は冬至。いよいよ冬最中でクリスマス寒波がやってくるとかで、そのせいか体調が非常に宜しくない。肩凝りが激しくてアタマが痛くなるくらい。加えて突発性難聴で一度聴力を失った右耳も不調。「5分以上耳鳴りが続くようなら即通院するように」と耳鼻科の先生に脅されているので気が気じゃない。
で、今日は臨時休業。
朝から静かに横たわっていたら幾分か復調して来た。
身体が戻ればじっとしていられない貧乏性。今日しかチャンスがなさそうなので午後の遅い時間からクリスマスの買物に出掛けることに・・・。
まず最初に向かったのは日本橋のでんでんタウン。
WindowsPCを自作していた頃はよく訪れたが、Mac派になり、ヨドバシカメラが梅田に出来、AppleStoreが心斎橋に登場したら日本橋まで遠征することはなくなった。それでもマニアックなパーツはやはりここでないと探せない。
壊れてしまったYAMAHAのショルダーキーボードKX5の電池ボックスに替わるものがないか探したいのとサイクル・グローブをiPhone/iPad対応化するために電導糸(導電糸)が欲しいのとその他諸々の買い出し。
KX5に使えそうな電池ボックスは見つからなかったがその他はゲット。
可愛らしいメイドさんがおいでおいでと後ろ髪を引くがゆっくり遊んでいる暇はない。
連れ合いとの待ち合わせは心斎橋にあるエルメス。もう少し時間があるのでちょっとAppleStoreへ寄り道。iPhoneのケースとiPadのカバーを物色するが食指が動かず。さらに大きい買物は来春を待って!?
約束の時間の少し前にエルメス前に辿り着くと、それに合わせたかのように御堂筋の街路樹に設置されたイルミネーションが点灯。
ブランドがお好きなオクサマはどうやら他のブランド店も巡りたいらしいがそうはいかない。
しかし、オンナどもはどうしてこうも海外ブランドがお好きなんでしょうなんて言えません。そういうワタクシことたーぱぱも、やれAppleの、やれBROMPTONのと言っているのでおあいこ?? 要は予算の配分と優先順位、あるいは権力の差か!?
花より団子、エルイーデーよりエルメス、買物好きなオクサマをムリに引っ張ってキラビやかなプロムナードへエスコート。
冬至となって、クリスマス寒波が来るの来ないのと言われながらも、このマチは寒くない。ホワイトクリスマス、雪までは望まないが吐く息が白くなってくれないと気分が出ない。
このマチが暖かいのは、温暖化が進んで常夏化しているわけでも、ホットパンツなおじょーさんが大挙して闊歩しているせいでもなく、このマチに暮らすヒトたちがサッササッサと早足でよく歩くのとペラペラペラペラよくしゃべる、ヒトも多いしクルマも多い、その活気が熱いンやろね、多分。
活気もいいけど、冬らしい風物詩も欲しいのだけど・・・。
そんな下世話なこの街で秋の楽しみと言えばちょっと高尚な「大阪クラシック」。そして、冬。年末押し迫ったこの時期のお楽しみと言えば、「御堂筋イルミネーショ ン」と「OSAKA光のルネサンス」、「光のリバースクエア」。猥雑なこの街が光のオブラートに覆い隠されるひと時。「クラシック」と同じ、心斎橋筋から中之島公園 界隈がイルミネーションであふれる、ちょっとココロときめくイベント。
「御堂筋イルミネーション」はエルメス前、新橋交差点からスタート。御堂筋名物の公孫樹並木もすっかり扇形の葉を落とし、かわりに色とりどりのLEDを纏っている。御堂筋を新橋交差点から淀屋橋方面へとランデブーして行くと、少しずつ暮れて行く街並に明るいイルミネーションが映えてくる。
「OSAKA光のルネサンス」会場となる中之島公園まで来ると陽はすっかり落ちたが、サイレントナイトにはほど遠い人出。早めにくればヒトは少ないと読んだのだが・・・。
人波に流されながら順路を進んで公園の東端、バラ園辺り。行き交うボートを見て、「イルミネーション・クルーズしたいね」とパートナーに振ってみても「寒そうだからいいわ♡」と風情もナニもあったもんやない。
ウォールタペストリーを避けてバラ園東端までくればヒトも幾分か疎ら。そこから天神橋へ上がり、南詰めから八幡屋浜船着場へ。「光のリバースクエア」会場となるそこにはDREAM COME TRUEとのコラボレーションにより設置された「ドリカムツリー」とランタンキャンドルを並べた「リバーサイドキャンドルプロジェクト」。
ここが今夜の終点。ほんの少ォしラブラブな雰囲気になったところでお開き。家にはお腹を空かせた陸上男子が独りでお留守番しているのだ。
ロマンティックもほどほどに家路を急げば、部活で疲れたのかお腹が空き過ぎて力尽きたのか、ジュニア君はふて寝しているのであった。
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