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おとのたのしみ [音楽]

大阪クラシックのフィナーレで演奏されていたチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」が頭から離れなくて、日曜日は朝から繰り返しCDを聴いていた。
ほぼ同じ編成で同じ旋律を奏でていても、生で聴くのとは大違い。同じように全身全霊で演奏されているのでしょうが、デジタル処理された段階で何かが削ぎ落とされてしまった印象。プレスされた音源はそれこそイヤフォンを通して耳だけで聞けるけれど、LIVEは聴く方も全身で受けないと受け止め切れない。月並みだけれど、ココロに響く。その度合いが全然違う。

深夜にNHKのBSで「ワールド・スーパー・ライブ 伝説のギタリスト スペシャル」が放送されて、ブエルタの中継よりもF1イタリア・グランプリよりも、そっちにハマってこの時間。

クラシックもロックも同じ音楽。時代背景、器材が違うだけで、一番コアな部分はたいして違わないと思う。まァ、うんと旧い時代のミサ曲やメサイアなんかは違うのでしょうが、芸術として捉え出してから以降は楽しむためのもの。「どやッ!!」って言うようなパガニーニの超絶技巧は3大ギタリストに受け継がれているし、対位法的なフレーズもハードロックの中に聴くことが出来る。「どやッ! どうよ、このフレーズ」って、誰かの耳、誰かのココロを釘付けにしたい。同じリズム、グルーブを感じてテンションを揚げたいって高揚感は変わらないんじゃないのかな。

かくいうワタクシも最近は聴くばっかりになってしまってユビも全然縺れがち。芸術の秋、でもありますし、聴くだけじゃなく聴かせられるものを目指しましょうかね。

悲しいのは、目が遠くなってきて、譜面が見辛い。とほほですわ。


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