Turquoise Blues [音楽]
このところクラシック、室内楽づいているワタクシことたーぱぱ、今日は黄砂で曇る中、池田市の逸翁美術館マグノリアホールへ。
今日のマグノリア・サロンコンサートは、
出演
ヴァイオリン:三瀬 麻起子(大阪フィルハーモニー交響楽団)
ピアノ:仲 香織(大阪フィルハーモニー交響楽団)
曲目
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン/ヴァイオリン ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」
アントニン・レオポルト・ドボルザーク/ロマンチックな4つの小品 Op.75
レオシュ・ヤナーチェク/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
お二方とも鮮やかで艶やかなターコイズ・ブルーのドレスで登場。
短いMCの後、まずはベートーヴェンの「スプリングソナタ」から。先週なら小春日和でぴったりだったのでしょうが、まァ、春めいた気分・・・ということで・・・。もともと季節の情景を唄った楽曲でもないし、美しい旋律は季節に関わらずいつ聴いたって美しい。
惜しむらくは春めいた幸福感より緊張感が強かったような・・・。小さなホールで弓を伸ばせば観客に届きそうな状況で演奏する指先を見つめられるのって確かにアガっちゃいますわなァ。
続くドボルザークとヤナーチェクは普段聴かないチェコの作曲家。ドボルザークは交響曲 第9番 「新世界より」とチェロ協奏曲くらいしか知らないので室内楽を聴いてみたかったのですが・・・。東ヨーロッパ的というか、スラブ系というか、ドイツやオーストリアに近いようで隔たりのあるニュアンスが新鮮。ロシアとも微妙に差異があるような・・・。先週も同ホールでブルガリアン舞曲も聴かせて頂いたことですし、今後はこの辺りの楽曲ももう少し聴いてみたい気はしました。
アンコールは「スプリングソナタ」の第3楽章を再び。最後まで硬さが消えないような印象を受けてしまったのが少し残念。
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