エゴかエコか!?

小学生の必須アイテムにして、うちの息子さんも絶えず持ち歩いているものといえば、ご存知ニンテンドーDSシリーズ。ヴァリエーションが増えて裸眼で立体映像が楽しめる3DSが出るとか欲しいとか騒いでいたのですが、約４年間愛用しているDS Liteの液晶が故障してしまったようで昨日から画面が正常に表示されない。

DSの２枚ある液晶のうち今回は上液晶。実はこのDS、2009年12月に下液晶が表示しなくなって一度修理に出したもの。４年も使っているし、下液晶が壊れたら他もトラブるだろうと思っていた矢先。子供達の激打に耐えてボタン類やタッチパネルが壊れないのが不思議なくらい。

今回壊れたのはまだDS Liteが品薄の時に整理券をゲットするために早朝からパパが並んで手に入れたもの。息子さんだけでなく、ママが漢字検定したりパパが遊んだりするのにもう１台DS Liteを購入したのが２年前。新しい方がいいのは誰も同じ、新しい方を友達宅に持ち出して貸してあげたりしているうちに紛失されてしまうという事件が起こったのはその後まもなく。さすがに３台目を買うのはよろしくないと思っているうち１台目が破損したのが約１年前。新型のDSiやらLLやらが発売されたし、もう１台買ってもいいかと思っていたら２度目の障害。

追加購入ならまだしも壊れたから新しいのを買うというのは教育上よくない。といってもう一度修理に出せば液晶交換は5,000円。前回の分と合わせると10,000円の修理費になってしまう。それならいっそ新しいのを買うべきかと悩むパパとママ。

パパの持ち物ならなんやかやと理由をつけてさっさと新型を買っちゃいそうだが、子供のオモチャ、そうそう無駄遣いをさせたくないし、壊れた所を修理して使う、モノを大事にすることを教える必要もある。エコロジーってことも覚えさせなきゃいけない。

さらにややこしいことに、明日４日からマレーシアへ旅行に出るのだが、DSがないと退屈してしまうとゴネ出して、修理を待っていられないと言い出した。ガマンしなさいと言うのが親なら、何か欲しい物でも買いなさいと大枚のお年玉を孫に与えるのがじいさんとばあさん。親類縁者から頂いたお年玉でならDSiが３台は買えてしまう。

欲しい物を買えと言われたのなら、確かに欲しいのはDSなのだから買わないわけにはいかない!?

それで子供もじじばばも喜ぶのなら仕方ないのかもしれないけれど、修理して大事に使いなさいと言った親の気持ちが宙に浮く。それでも、泣く子となんとかには勝てないってことでDSiをご購入。

エゴを抑えてエコを教える。反抗期の子供の対処って難しい。独りっ子だからって甘やかせてきたかと後悔しても後の祭り。ワタクシことたーぱぱが子供の頃ってどうだったんだろう。

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